2013年2月11日月曜日

青い闇は人を海に溶かす

2013年2月9日の朝日新聞 be on Saturdayの一面より
なんと美しいことばの響きなんでしょう…

プロフリーダイバーの篠宮龍三さんを紹介する記事でした
急に海が恋しくなってきた
というのも…

先シーズンは練習不足でひとり海にはいるのが怖かったのと
増量でウェットスーツが入らない怖さがあり…(汗)
潜りにいけなかったことと
ボキャブラリー乏しい私にはなかなかうまく説明できなかった海の魅力を
活字で見事に表現されていたから


ここまで海にずっぽりはまったのも
水泳をやっていたことと
ふたりの師匠がいたから
ひとりは今は亡き叔父
もうひとりはジャック・マイヨール

こうかくと変に誤解されるけれど
叔父は実際の師でジャック・マイヨールはこころの師
とはいえ叔父からの教えというのは記憶がないのだが…

両人に共通するのは佐賀
叔父は佐賀の唐津に家をかまえ
海上保安庁の仕事
一方ジャック・マイヨールは幼少の頃
佐賀の海で遊んでいたつながりもあり
また人類はじめて100mを潜ったというニュースは衝撃でした

私も九州に帰郷の折りには
叔父に唐津の海に連れて行ってもらったようです
かすかな記憶でしかないけれど…
それでもとてもこの叔父に憧れていて
亡くなる時は布団のなかでひとり泣いたっけ


父は海が好きで
毎年夏休みは伊豆の岩地へゆきました
白い浜にエメラルドグリーンの海
ルリスズメが泳ぐ海はまさに私にとって天国でした

スキューバーのライセンスをとるお金なんてないので
ひたすらすもぐりで遊んでいたなぁ
以来ずっとすもぐりの虜


Photo by d3_plus






































前置きが長くなってしまいました
写真は約3年前に知り合った方に誘われて
はじめて潜ったヒリゾ
いつも潜る時に考えているのと似たことが新聞に書かれていた

(実際には100mも潜れないけれど)
『生きているけれど死へ向かっている。しかし、死んではいないーーー。』
『戻って最初に吸った空気で生まれ変わったような気分になる。感慨もあるけど、もう少し潜っていたかったなという寂しさもある』


Photo by d3_plus







































素晴らしい
とにかく海と一体になれるこのすもぐりが私も好きだ!!

さっそく練習をはじめなきゃとやる気スイッチがはいったのだが…
アクアブルー多摩がお休みという落ち

とにかく今年は海に行かねば!!



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